なら燈花会

2005.8.6〜7

なら燈花会は7年前から始まった行事ですので、そんなに歴史はありません。実際私もこの年に初めて知った位ですので。ボランティアがすべて準備から当日まで行うので、大変だと思います。場所は奈良公園のあちこちで行われます。プラスチックの筒の中に水を入れてろうそくを浮かべて火を点けてます。一部竹の筒もあり、それはとても情緒があります。夜7時から9時45分まで火が点いています。期間は10日間です。

準備段階から見学させてもらいました。おまんじゅう屋さんの店主もお手伝いされてました。点火7時の地点ではまだ空は明るいのですが、徐々に暗くなって行き、クライマックスを迎えます。若い女の子達は浴衣で来ています。カップルが写真を撮って下さいと頻繁に声をかけて来るので、それがちょっと大変でした。そんな時はいつも主人に頼みます。結構夜間撮影は難しいんですよね。

それにしても、鹿の目が光っているのが、ちょっと驚きです。たまたま鹿が筒を倒して中の水を飲んでるのを目撃しました。ボランティアの人達も頭の良い鹿に困っていました。鹿は本来火が怖くて近づかないのですが、奈良公園の鹿はかなり進化しているようです。浮見堂の周りはカメラマンが場所の取り合いです。皆三脚を立てての撮影です。そんな中、主人は三脚もなくコンパクトデジカメで良く頑張って撮ったなと感心します。